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物語
7年前、連続殺人事件が起きた。
被害者はいずれも女性で、死ぬ直前まで拷問にかけられ
死んだあとも執拗に遺体が損壊されていた。
特徴的なのが、被害者の左手の薬指が持ち去られていることだ。
被害者は女性ばかりであることと、猟奇的な犯行の特徴から
『指切のジャック』と呼ばれ、世間を震え上がらせた。
しかしある時を境に犯行はぷっつりと途絶え、
指切のジャックも見つからないまま、月日は経った。
そして現在。
卒業を目前に、主人公とクラスメイトで友人の椰代・伊吹・菜摘たち4人は
バレンタインの日に、椰代の別荘で卒業パーティーをすることに。
椰代の家事手伝いの草史も交え、高校生最後の思い出作りに
なるはずだった。
突如館内に響く、草史の断末魔。
急いで駆けつけると、そこには左手の薬指がなくなった草史の死体があった。
突然のことに皆が立ち竦んでいる時に、黒ずくめの来訪者がやってくる。
恐怖と狂気、先に蝕まれるのはどちらか。
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