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Room7
混濁する記憶、行き着く先は
物語
目覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。
見知らぬ…、いやもしかしたら知っていたのかもしれない。
俺はこの部屋で目覚めた時から自分のことも、家族のことさえも覚えていない。
…記憶喪失というものだろうか。
それにしてもこの部屋はまるで俺を監禁するかのように出入り口は閉じられている。
無機質な部屋にテーブルが1台。テーブルには手紙が一通置かれていた。
中には一枚の便箋と鈍色に輝く鍵が入っている。
『お前を逃がさない』
便箋には一行、そう書かれていた。
…全く身に覚えがない。
同封されていた鍵は、閉じられている部屋の扉を開ける為の鍵であった。
なぜここに閉じ込められているのか。
どうして記憶がないのか。
答えはこの先にある7つの部屋に入ってわかることだろう。
エンディング(ネタバレ注意)
Room7Birth(読み切り小説・ネタバレ注意)
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2015/12/10 Room7引っ越しにつき、サイトリニューアル
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